民族時報 第874号(99.2.11)


 

 記事2

 

 在日韓国人「政治犯」を支援する会全国会議解散集会

 

 二十三年間にわたって在日韓国人政治犯の救援運動を繰り広げ、全員釈放をかち取るなど多大な成果を残した在日韓国人「政治犯」を支援する会全国会議(渡辺一夫代表)の解散集会が六日、都内の文京区民センターで開かれた。

 渡辺代表は「今なお多くの政治犯が獄中に捕らわれており、引き続き深い関心を注いでいきたい」と語った。韓国から来た趙萬朝さん(民家協顧問)は「皆さんの活躍に心から感謝したい。国内の厳しい闘いにあって、皆さんのがんばりに勇気と激励を受けた」と目頭を押さえながら、「残る多くの政治犯の釈放のために、これからも努力してほしい」と訴えた。

 韓国人権基金国際センターの崔哲教運営委員長は「金大中政権下でも、国家保安法で多くの政治犯が生み出され、統一運動が弾圧されている」と指摘、「今後も南北の平和と人権、統一のために尽力してほしい」と語った。続いて、韓統連の金政夫事務総長は「国家保安法の撤廃、良心囚の釈放を求める運動はいま、本質的な流れになっており、共感を呼び起こしている」と強調、日韓連帯運動の必要性を訴えた。また、各界の人々があいさつに駆けつけた。

 吉松繁顧問が二十三年間の救援運動の歩みについて報告した後、孫裕炯氏、崔哲教氏、高秉沢氏、李哲氏ら六人の元政治犯が壇上に上り、感謝の念を表した。孫裕炯氏は「粘り強い救援運動のおかげで、生命を維持して家族のもとに帰ることができた」と重ねて感謝した。

 この後、解散パーティーが行われ、救援運動のなかでたびたび歌われて来た「再会」を全員で合唱、関係者の労をねぎらうとともに、新たな運動の出発を期した。

 全国会議は四月二十七日、都内で「韓国良心囚を支援する会全国会議」結成集会を開き、新たなスタートを切る。

 


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